ダイエットする際に気をつけなければならないのは、栄養のバランスです。
しかし、基本的に食事制限の対象は炭水化物や脂質になることが多いもの。
これらは肌にとっても不可欠な栄養なので、急激なダイエットはカサカサ肌つながることもあります。
そんな方のために、肌がカサカサにならない対処法をお伝えします。
減量のペースをゆるめる
可能であれば、減量のペースをゆるめることをおすすめします。
健康な肌をキープするためには、炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素をバランスよく摂取することが大切です。
過度な食事制限によって栄養バランスが崩れると、肌がカサカサになるなどの肌トラブルがおきます。
肌の皮膚を作っているケラチンやコラーゲンはタンパク質から作られるので、タンパク質を多く含む肉や魚が不足すると肌にも影響がでます。
どうしても摂取カロリーを減らしたい方は、サプリメントなどで偏った栄養を補給しましょう。
サプリメントでビタミンを補給する
栄養のバランスがとれていない時に、栄養の補給の目的でサプリメントをとるのは有効です。
肌がカサカサになっているならば、特に補給したいのがビタミンCです。
ビタミンCといえば美白効果ですが、抗酸化作用にも注目です。
ビタミンCの持つ抗酸化作用は、シワや肌老化の原因となる活性酸素による皮膚の酸化を防ぐ効果が期待できます。
また、コラーゲンやヒアルロン酸もあるとカサカサ肌に効果的です。
コラーゲンやヒアルロン酸は、皮膚内部の水分を保持する役割があり、これらが不足すると皮膚にうるおいをキープすることができなくなります。
水たくさん飲んでも効果なし
テレビなどで、2Lのペットボトルを抱えて生活しているモデルさんを観ることもありますね。美容のためにたくさん水を飲むことがたびたび推奨されています。
しかし、体の水分がよほど不足しない限り、肌がカサカサに乾くことはありません。
体の水分は生命機能を維持するために一定に保たれています。
現実的には喉が乾いた時に水を200ml前後飲むだけで十分とされています。
ダイエットによるカサカサ肌を直すために
食事制限によって肌がカサカサになってしまった人は
- 減量のペースをゆるめる
- 不足した栄養をサプリメントで補う(主にビタミンC、ヒアルロン酸、コラーゲン)
これらの方法で、うるおいのある肌を取り戻して下さいね。